●【読みたい】 柳田国男 - 日本昔話
民俗学の権威・柳田国男が各地で調査した「昔話」を出来るだけ原文に近い形で掲載したまとめ本。ぐだぐだと解説が入っていない分、ストレートに読み切ることが出来てハッピー。また、昔聞いたことのある「藁しべ長者」「傘地蔵」「盲の水の神」などなど、忘れることのできない身近な作品がいっぱい。そのほかの作品もすっと入っていけること間違いなしなんですが…。
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以前の妖怪談義(参照:toi et moi 2: 【読みたい】 柳田國男 - 妖怪談義)の時も感じたことだけれど、些細な刑罰の対象としてあっさり殺されたりするのが昔話のスタンダード。幸か不幸かも結構ランダム発生しているかんじで、読みながらどきどきする。
本当は残酷なグリム童話、とか数年前に流行ったけれども、そんなもの読まなくても十分残酷な日本の昔話があるよ、と教えてあげたいのである。ということは、昔話はどれも残酷なんじゃないの、という仮説に達するわけなんだけれど。もしかしたら現代の人々が、子供に対する過剰反応としてあれはだめ、これはだめ、と保護しすぎているのかもしれませんねぇ。
