●【読みたい】 坂口安吾 - 堕落論
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正直なところ、ようわからへんかった。
俺はこの時代に生きたこともないし文芸についてしっかり学ぼうと思ったこともないし、ましてや彼が考えることを始めて通読しただけなのだから分かる方が天才だ。
けれども、坂口の「堕落論」という名前からは想像できないほどの勝ち取った生のエネルギーを感じずには居られない。全編を通して「無頼派」と呼ばれた坂口安吾の必死なまでの生き方を感じることが出来たということが、ようわからへん本を読んだ一番のメリットだった。
坂口安吾 「堕落論」より
「人間。戦争がどんなすさまじい破壊と衝動をもって向かうにしても人間自体をどうなしうるものでもない。(中略)人間は変わりはしない。ただ人間へ戻ってきたのだ。人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。それを防ぐことは出来ないし、防ぐことによって人を救うことは出来ない。人間は生き、人間は墜ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。」
余談だが、中身を読んだことのないであろう、電車の中の隣人の冷たい視線が今も忘れられない、笑 それから『墜落』ではないので、気をつけてね…

