●『努力して灘に入るな』
というのは、私の恩師による名言でした。
灘高校や甲陽高校というのは阪神間では(全国区でも?)有名な受験校で、
入るのには相当の能力が必要とされます。
(ちなみに世間をお騒がせ中の、村上ファンドの村上さんも灘高校出身ですが)
そんな難関校である灘・甲陽というのは、入学のもかなりの才能が必要です。
さらに入学後の熾烈な争いと、世の天才を一堂に集めたような学校では、
努力というものが意味をなさないときが多々あります。
がんばってないのになぜかできる、という天才肌がごろごろしている中で、
努力して入ってきた子達がどのようなキモチを味わうか考えてみれば、
先ほどの至言も強ち誇張ではない気がします。
入る前に相当の努力をして、入ったらまた努力をしなければいけない、
そのような環境では疲れて折れてしまうかもしれません。
努力に意味がないのではなく、努力が報われない中でどうするのか、
ある程度ヒトとの比較で生きざるを得ないガラスの十代の不幸なモノを
増やさないべく、努力してはいるモノではないということですね。