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2005年10月29日

●【読みたい】 W.チャン・キム他 - ブルー・オーシャン戦略 - 競争のない世界を創造する

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する
W・チャン・キム レネ・モボルニュ 有賀 裕子
ランダムハウス講談社 (2005/06/21)
売り上げランキング: 55
おすすめ度の平均: 4.21
3 着眼点には、感心しますが、実行するのはハードル高そうです
5 自分の会社のブルーオーシャンの探し方がよくわかります
5 実践的な良書なので、経営者必読。

【書評】
なかなか書評を下すのが難しい本だ。

本自体は、バリューイノベーションについて書かれた本で、一見するとM.クリステンセンのイノベーションシリーズ(イノベーションのジレンマ、イノベーションの解、イノベーションの最終解の三部作)に近いものを感じる。比べてみれば、コチラの方がより実例が身近で感覚的に理解しやすいことや、よりサービス面でのマーケティングなども考慮に入れているところが違うか、といったぐらいだ。

学問分野としては、バーニーのRV(Resouce Viewだっけ)と、ポーター先生のFive Forces、それから産業組織論を組み合わせたような印象を受ける。それらの原著や日本語訳をよめば、かなり難解なものをかみ砕いたら、出来てきたのが(少し大衆ウケするだろう)ブルーオーシャン戦略だった、といったところかな。

対するレッドオーシャン戦略は、価格競争に陥ってしまうような差別化要因が少ないものとされているが、なぜそのレッドオーシャン戦略になってしまうのかは「過剰なまでのライバル意識」程度にしか説明されていないので、既存の企業勤務されている人にとってこの本が「脱出のキッカケ」になるかどうかは別問題だろう。脱出を決めた後の戦略・戦術策定には役立つと思うが。

そんなわけでおもしろかったと思う割には辛口評価でゴメンナサイ。
クリステンセンのイノベーションシリーズが難しすぎる、時間がないという人にエッセンスシリーズとしてお勧めするといった感じですね。

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写真集も新装開店。
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