●【読みたい】 向田邦子 - 男どき女どき

向田邦子 - 男どき女どき
何事も成功する時を男時、めぐり合わせの悪い時を女時という。
巡り合わせが良いかわるいかなんて、後になってみないと分からない。
乗り合わせた飛行機が、落ちるかどうかも、後になってみないと分からないのだ。
飛行機事故で亡くなった向田邦子の、最後の小説四篇とエッセイが含まれた本書は、
『無口な手紙』、『壊れたと壊したは違う』など現代文の問題で頻出(懐かしい単語)が
見られて、何となく記憶を追体験出来る。
独りを慎む、や、『私にとって愛はぬくもりです。』は、
現代人必読の書ともいえるだろう。
こういう常識人がいたんだ、と確認出来ることはとっても幸せなことだ。