« スマトラ地震の惨状を写真で見る。 | メイン | 只今の卒論状況バロメーター »

2005年01月08日

●中学生は教室でジュースを飲んではいけないか。

事の発端はこういう事だ。



先日、バイトをしているときにおじさんが2人教室を視察に現れた。 いつもの監査だと思ったのだが、それにしては用意周到な動き方とまた見慣れない顔に不信感を覚えた。正直なところ、授業をしていた私の意見は



「( ̄- ̄メ)チッ、 なんだこのおっさん。また無意味な視察かよ、フィードバックもないくせに」



と思っていた。



授業終了して、そのおっさんらは二人とも消滅。いつもの監査のように思われた。が、休憩後教室にうちの室長よりえらいおっさんが現れ、職員室に入ったとたんに、



「おい、k、おまえ教室で生徒にジュースのませてるのか?」



と、すごまれた。



どうやら見回りに来たのは、うちの理事長とその補佐でそいつがたまたま、管理部門トップに通達したらしい。



「いえ、そんなわけありません。」



と、答えたものの、そいうことに気づきさえしなかった自分よりも、教室長に矛先は向けられ、具体的事実の拡大解釈によって「だからおまえの教室はだめなんだよ」と理不尽に怒られていた。ごめんなさい、ほんとに。



ここで問いたい事は山ほどある。まず一つに、 「その場で気づいたことをわざわざ下部の管理者に通達してから、注意を促す必要があるのか」、 さらに 「ある一つの事実を拡大解釈することに問題はないのか」 などなど。

結果として、現場で働くものにはその注意は伝わったけれども、問題行為(とみなされる行為)を行った生徒に対する問題解決は行われていない。



そういう話はちょっと置いておきたいのだが、何より「教室でお茶やジュースを飲むことは、どこが問題なのか」ということだ。



小難しい書き方をやめよう。
ジュースのもうが、お茶のもうが、成績が下がる証拠はどこにもねーだろー。 「Evidence抜きで話してるなよ」(Hassy, 2004)である、笑



(続き読みたい方は、>>See all textをおしてね)

▼問題は何か

授業中にジュースを飲むという行為の問題点はどこにあるか。

1. 授業への集中度が下がる
2. 教室が汚れる


という二つの問題点が考えられる。
以下、これについて分析してみたい。




▼問題に対する考察

1. 授業への集中度が下がるに関して

授業への集中度が下がるということに関して、さらに二つの問題に分類される。

1-a. 受講中の授業に対する集中度の低下

授業中にジュースを飲むことによって、授業への集中度が下がるというのは一見筋が通っているように見える。しかし、 それならば半焼を二つあげる。一つは大学の授業においては、明確な禁止はされておらずクラス内で飲食することは自由もしくは黙認されている。 明確にそれを禁止するような証拠はない。
また、海外の大学もしくはそれより下位の教育機関においても、授業中の適切な水分補給は禁止されていない。
最後に、自宅学習している場合はどうだろうか。ジュースを飲みながら勉強することはあるだろうし、 それが成績の明確な低下に繋がるのならば自宅学習全体を批判することになる。

そもそも、ジュースを飲むから集中度は下がるか?のどが渇いている方が集中度が下がることはないだろうか。 そこで適切に水分を補給することが出来れば、ジュースを飲むと言うことは成績を上げる可能性がある。ならば、授業中に飲む必要はない、 という意見もあるだろうけれど、のどが渇く頻度は人次第であり、それをいちいち禁止することに合理的な意味はない。

以上のことから、授業中の水分補給は、独特の根性論(授業中に水を飲むなんて根性が・・)という事以外、合理的な反論はない。



1-b. 授業以外という事に対することに関する問題

水分補給という本来の目的以上に問題が発生する可能性は大きい。例えば、どのジュースが美味しいかというブランド競争になる可能性もある (私服を禁止している日本の学校のようなものだ)。さらに、授業中に喉が渇いたから他のこのジュースを飲み、 そこから授業に関係のない雑談になる可能性もある。

このことは確かに問題であり、禁止する理由になりうる。しかし、そこまで禁止することが果たして必要かという議論は十分に為されていない。 つまり、水分補給することで起こるその他の問題を恐れるがあまり、水分補給自体を禁止して長期的な視点 (問題が発生しうるシチュエーションに対してどのように対処すればいいか)という方法を教えられないのではないか?

飢えている人に魚を与えれば、一日は生き残るだろう。
しかし、魚のとらえ方を教えれば、それよりもっと生き残ることが出来るだろう。

小学生ならまだしも、中学3年生になって、そのような判断ができないとは思えない。 判断する基準をしっかり教えることこそが教育ではないのか。



2. 教室が汚れるという問題

教室が汚れるという問題は、水分を飲むことによってこぼしたりすることがあるので、それで教科書や教室施設が汚れるという問題だ。 確かにこれはコンピュータルームなどで精密機器を取り扱う場合は、大きな問題となりやすく、また明確に禁止とされている。

しかし、一般教室においてはそういった精密機器は準備されていない。そのような教室で汚れるかどうかはそれほど大きな問題だろうか? 飲みこぼししやすい形式の飲み物を排除することで問題は解決出来るのではないか?

缶…開封時の音、落としたときの音や栓がないなどの理由で禁止。
紙パック…破れたり、また飲み口が広く飲みこぼししやすいので禁止。
PETボトル…栓が出来るのでOK
水筒…同じくOK

というのはどうか?




▼まとめ

何にせよ、上記で検討した結果は大きな問題点は見られない。よって、教室での水分補給は許可しても良い。 それを管理出来ないのは性との責任と言うより、しっかりと教えることの出来ない教師側の問題であり、 根性論を変えられないマインド面の問題だ。



あーすっきりした、笑

ほんと、教室ではジュースのんじゃいけない、なんてほっといてやれよ、笑

飲んでも賢いヤツは賢いし、あほなやつはあほなんだから大差ねーっつの。(Evidenceなし、笑)

ADs:fotolog - "I heard she said..."

写真集も新装開店。
20041220_DSC_2444.jpg 20051129_DSC_2696.jpg 051012_DSC_1889.jpg 051004_DSC_1579.jpg 20051211_DSC_2733.jpg

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://skyportrait.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/1138

コメントする