●スマトラ地震の惨状を写真で見る。
▼雑記
人間が自然を守るとか、人間と自然が共生していくとか、そういう言葉の傲慢さを感じる瞬間ですね、こんな写真を見ていると。人間がどうであれ、自然は自然のペースで生きている。そこに住む人たちは、有無を問わずそれに従うしかないという現実。
津波対策がどうの、それを予知する技術がどうのということがしきりにニュースでは報道されています。そしてなぜか、それらを開発している人たちも誇り高い顔をしています。もちろん自分の仕事がノーブルであると感じられることは必要ですが、なんだか私には風車にヤリで立ち向かうドンキホーテのような気がしてなりません。意味がないといっているわけではないのです。ですが、そう感じてしまうのはきっと自然に逆らうと言うことが無意味かも知れない、と感じているからでしょう。
震災の後は、津波が来るから逃げろ、といいますが実際に大震災を受けた後逃げるも何もありません。とりあえず意識を正常に保つのが精一杯で、しかもそれが夜ならば本当に逃げる手段などないもひとしいでしょう?
自然というのは、ある意味何もこだわりやしがらみがなくて潔いと思うのは残酷なことなのでしょうか。「あれ欲しい」というエゴのために、成長出来ない子どもみたいに戦争を繰り返す人間よりは余程正常な気もします。昔読んだ本に、
「万物は端から善も悪もない。それを見る人が勝手に判断するだけである」
といっていたのを思い出しました。
増えゆく犠牲者に我の震災体験を重ねながら、これ以上の不幸が重なりませんようにと祈る。そして犠牲者達が自然を嫌いになりませんように。自然の懐に抱かれて生きてきた彼らが心を強く持って生きられますように。
▼参考
他にも今日の地球画像 特大津波から逃げられる場所は?衛星の全貌映像 2005/1/4 惑星テラ見聞録で多くの写真を見ることが出来ます。大津波の結果は見るも無惨な物です。