●クール気取り。
「クールなフリをする」ことが流行る年頃ってのがある。特に男の子は寡黙な印象を持つアーティストやタレントに憧れるんだな。永瀬正敏とか、典型的な寡黙キャラ。寡黙キャラは、何もしてなくて自分のことすきにしてモテるような気がして、ガキんちょの目にはかっこよく映るんだ。
(続き読みたい方は、>>See all textをおしてね)
性格わりーけど、そんな年頃の中学生♂を笑わせるのは楽しい。いろんな話をしているうちに作ってるポーカーフェースが崩れて、ぷっとふきだしているような顔がかわいい。そんな顔してればいいのになぁ、とふと思う。そうやって無邪気な顔をしてられるのなんて人生にそう何年もあるわけじゃないんだから。
色々カッコつけたがるんだな、男の子は。カッコつければモテると思ってて、そのカッコつける道なんて、大人はみんな知ってるから見てて失笑を禁じ得ないというか、滑稽なんだろう。アクセサリーや、仕草、それから嗜好物とかね。煙草吸ってみたり、酒飲んでみたり。そう、「大人」の匂いがするものを身にまとっていたかった。
女の子はもう少し早熟だ。男の子がお母さんが買ってきてくれる服を着てるような年頃なのに、もうこだわりをもって服を買ってる女の子はいっぱいいる。自分がどう見られるか、という事を認識するのが早いんだろうな。んで、上目遣いとかの仕草も早い。泥臭い服着て、男が外を遊んでいる間に、女の子は大人の階段のぼってるわけだな。
鏡を見てばっかりいる女にこう聞いたことがある。
「そんなに自分の顔ばっか見てて嫌にならん?」
なんて馬鹿な質問をするの、という顔をしてこうぴしゃりと答えられた。
「自分の顔がカワイイと思って生きてないと、鏡なんてみてらんないわよ」
そんなもんかと思いながら、俺はまじまじと自分の顔を見て、
「とてもじゃないが、女にはなれんな」
と思いながら、女じゃないことを感謝して今日も3枚目をやってるんだな、おれは。