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2004年09月12日

●Remember 9.11


3年前のあの日、21世紀の幕開けは運命づけられた。同時多発テロ、と名付けられたあの瞬間に二千数多の命が奪われた。二十一世紀という歴史の分水嶺を迎え、アメリカ国民のみならず世界中の人々が先の見えぬ暗闇に包まれた。







(続き読みたい方は、>>See all textをおしてね)

今や前世紀の暗澹とした戦争の時代ではなく、グローバル化とメディアの一助があって世界は"隣で戦争はしているが我が国は今日も何も変わらない"という異様な状態に達した。世界中は在る意味で戦時中にも関わらず、自分たちの周りの世界は乾燥していた。戦争であるという暗さ、湿っぽさはどこかよその話だ。

テレビで映し出された世界は、同じ地球上にあるとは思えなかった。それでも世界の何万人の人がその光景を共に見ていたことは事実だった。その相容れない二つの感覚と、そして底知れない恐怖がそこにあった。ビルが壊れる以上の何かが始まろうとしている、そのことを敏感に感じることはたとえテレビの画面といえども容易かった。

自然と涙が出てきた。ビルが倒壊するのが昔、経験した大震災に重なったのか、それともテレビの中の歴史だったものが、自らが生き証人になるような時代になったからか。

あの日から、世界は大きく変わった。見た目は何も変わっていない、少なくとも日本に住む人たちにとっては。しかし、アラブ諸国やイラク国民にとっての世界はたった一日で天国と地獄のように変化したことだろう。

二千数多の人の命は、確かに重い。人の命は地球よりも重いと言うつもりはないけれど、それでも失われるべき命でなかったことは確かだ。しかし、彼らをテロに駆り立てたものは何か。連鎖する恐怖ではなかったのか。自らが掘った蟻地獄にはまってしまったアメリカは未だ抜け出す術をしらず、もがいている。

迷走するアメリカ。
3年が経った今、入国するためには指紋と顔写真が必要とされる。
戦争のヒロインに仕立て上げようとして失敗したジェシカ・リンチ事件。
誤爆の名の下に、咎無きイラク国民が殺されていく現状。
どこまでが使用可能な兵器か、解釈の違いで使用され続ける劣化ウラン弾。
自国の兵隊さえが疑問符を付ける「悪の枢軸国」との戦争。
米軍死者が千人を超える現状。
二万人を超えたイラクの市民犠牲者。
いつの間にかすり替えられた戦争の目的。
未だに発見されない大量破壊兵器。
思い出したように流される首謀者(と思わしき人物)の消息情報。
偏った放送しか流せない倫理の欠片もないメディア。
今また再選されようとしている大統領。

何が本当かはわからない。見るものを信じるしかない我々に、それを疑う術はあっても事実を確認する術はない。

だけど、歴史の歪みは隠しきれるほど小さなものではないということに、いい加減皆が気づくべきだ。戦争を繰り返してきたからこそ、憎しみの連鎖を絶とうとすることに意味がある。

アフガニスタン・イラクの両国で死んだ兵士達千人分の写真を見ながら、考えるべき事が山ほどある政治家は枚挙にいとまがないだろう。そこで振られる星条旗に何を思う。

俺はこの日を忘れない。それが生き残ったものの使命だと思うから。
そして、考えることもやめない。それが未来を背負っていく者が出来る唯一のことだから。

May all souls who died in the tragedy of September eleventh, and all the people who are related rest in peace.

September Eleventh

We know the shadows
Better than we know
Ourselves
We feign surprise at how frail they are
How easily they vanish
When we step from darkness
How unfamiliar they are with memory
Of that brilliant autumn morning
When shimmering fragments
Would be caught in free fall by the sun
Embracing the monstrous
As if it were no more than
A glittering souvenir in a shaker globe
For we do not own peace
Just as the shadows
Do not own defeat
And the metal slivers flipping through sunlight
Did not mean to appear so gay
As they tore away from the two great pillars
Scattered with all the strength of air
There will be no comfort
Except in small acts
And daily tasks
As we stand
Clinging to a shadow
Which must leave us for daylight
As others have gone
An out of focus memory of terra firma
Refracting light
Deluding us with optimism
In the confetti of voices
That flew from those buildings
The last free notes in a blue sky

by The Pedestal Magazine


[Reference]

  • Yahoo! News - Photos of 1,000 Dead U.S. Soldiers Laid Out in NYC
  • Yahoo! News Full Coverage - U.S. - U.S. Observes Third Anniversary of 9/11
  • 暗いニュースリンク: 911:あなたが「知るべきでないこと」byグレッグ・パラスト

  • ADs:fotolog - "I heard she said..."

    写真集も新装開店。
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    コメント

    はじめまして、こんにちは。
    トラバありがとうございました。

    このニュースを初めに聞いたときは本当に信じられませんでしたし
    今でも信じたくない気持ちでいっぱいです。
    またロシア学校占拠テロがあってから昨日で1週間だったんですよね。

    戦争がない平和な世界になるよう願うばかりです。

    こんばんは。TBありがとうございました。

    テロを非難することは簡単だけど、それを根絶するためにどうすればいいのか、宗教とか民族とか、自分達の国の歴史さえきちんと教えようとも学ぼうともしない日本人には理解し難いことかもしれません。でも、自分が今の時代に日本という国に生まれてきている意味が何かあると思うのです。一人ひとりがそのことを真剣に考える必要があると思うこの頃です。

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