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2004年07月21日

●"悲しさに立ち向かう"職業の人たち

我は己に問う。さんが、Poohotosama's Diaryの日記を受けてかかれた日記の中に、覚えておきたいことがあったのでトラックバック。

(続き読みたい方は、>>See all textをおしてね)



「だったら、あんた、お医者さんがもうからなくなったらいけないから、死ぬような病気でもそのままでいたいと思う?
 警察の人の仕事が無くなると大変だから、人殺しはあった方がいい? 掃除する人の仕事が減ったらいけないから、駅に空き缶捨ててもいいの?
 そんなのって、絶対におかしいじゃない。病気だって、人殺しだって、ごみの投げ捨てだって、ない方がいいのに決まってる。
 でも、でもね、哀しいことにそれがあるんだ。無くならないんだよ。だから、いろんな人がその哀しさに立ち向かってるんじゃないか」

(新妻千秋/眠る覆面作家『覆面作家は二人いる』北村薫/角川文庫)

「医者は嫌や。自分が病気したらかかるしかないけど、あの職業は人の生死病苦をウリにしているから。政治家と同じぐらい汚い」

そう友達に言われたとき、ちゃんと言葉を返せなかったことを思い出した。
自分の就職先もそれと大差ないぐらい、いやむしろ商業主義は医者よりも強いところだし、
自分でも何となくその答えを探していた。

テレビで報道されているようなあほみたいな医者ばかりじゃないことはだれでもわかっていることだろう。
世の中には実際に「ブラックジャックによろしく」みたいな熱い医者が居ることだろう。

でもやはり、汚いという印象は免れ得ない。
そこにはその高収入と才能に対する若干の嫉妬と、それなしでは生きては行けない
現代人の依存体質が裏側にあるような気がする。

しかし彼らは、「悲しさに立ち向かう」職業の人たちだ。
毎日毎日、調子の悪い人たちを応援して治療して元気にしていくことが仕事だ。
時には亡くなる人もいる中で、その悲しみを内包して仕事をしている人たちだ。

自分の仕事もそんな風に体調の良くない人を相手にするわけだけど、
その汚さはウラでよく騒がれている。
巨大な産業のウラはどこの世界でもそんなもんだろうけど。


人は自分のすることはどこまでも正当化したい生き物なんだな、と思いながら でもやっぱりReasonableな理由がないとやっぱり頑張れないとそう思っていたときに 見つけたコトバだったので嬉しかったです。

答えは一つじゃないだろうけど、
一つの答えが見つかって良かった。


ありがとうございました<(_ _*)>

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写真集も新装開店。
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コメント

こちらこそ、他愛もない覚書に対して、ここまでのエントリーを書いて頂き、ありがたい限りです。m(_ _)m

メインページの方、リンクさせて頂きました。嫌でしたらば剥がしますので、遠慮無く仰って下さい。

>巨大な産業のウラはどこの世界でもそんなもんだろうけど。

規模の大小や種類に問わず、色々なウラって多いですよね。(かくいう私も親が教職者なので)

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