●NO MORE 曇り空
曇り空のような会話。
そういう会話をするたび、Aはいつもそう感じる。今にも雨が降りそうな、そんな低くどんよりした空。晴れるでもなく、そこにいるだけで憂鬱な気分になる。時折さす雲間からの光に、けなげに期待を抱いても、雲は無情にも再び隙間を閉じてしまう。
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「元気にしてる?」
久しぶりの会話はいつもそう始まる。
そう聞かれるまでAは元気だった。そう答えたいが、答えられるわけもない。
「私は元気だよ」
それが言いたいだけなら、話しかけてくれなくて良いんだよ。そう思った。
こんな茶番みたいな会話に辟易としていた。口だけのヤツばっかりだ、とAは感じた。
約束なんて意味もないし、ヒトに何かを言うことも、自分が何かをすることも、意味を見いだせなかった。
自分でも理解できないような感情が、だまのようにまとまったとき、ヒトはもう何もせず黙り込んでるしかできなくなるもんだ。
Aも分かっている。
誰も傷つけずには生きていけない。
生きていくからには、誰かに嘘をついて何かを欺いてやっていくしかない。だけど、それが自分の周りと、自分の中に充満しすぎたら、ヒトは不信になる。何をどう信じればいいのかわかりゃしない。
彼女の言葉がなんで自分を傷つけるのか、そのことに彼女に責任はないだろう。
要はなんも考えてないんで、ただ自己本位に話しかけてきた、それだけのことだ。
ヒトは、言葉じゃ傷ついたりしない。
その言葉を自分の中でどう解釈するか、それだけの問題だ。
Aにとって、彼女の言葉は単なる言葉じゃなかった。
Aは当てもなくこういった。
「あぁ いいんだよ、曇り空はまた余裕のあるときで。」
コメント
相変わらず曇り空が続いてますね・・・・
昨日は大変な時間に、ごめんよー。
今朝は少しましです。スタート遅いけど(>_
Posted by: さち | 2004年05月17日 10:02
洗濯(ノ・_・)ノ凹 ┣凹━凹━凹┫
ってか、もう帰ってきてから洗濯してねー
な。笑
必要がないとそんな習慣も消えるもんだ。
Posted by: k | 2004年05月17日 21:10