●イラク邦人誘拐。自衛隊撤退or邦人救助
起こる起こるとは言われてたけど、実際おこってみるとムカムカする気持ちが抑えられませんな。
朝日社説・日本人誘拐――救出に全力をあげよ
http://www.asahi.com/paper/editorial.html読売社説・[3邦人人質]「卑劣な脅しに屈してはならない」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040408ig90.htm
社説とニュース、あとは適当なソースをつけて読んでみたんですが…どうこけても後味の悪い事件になりそうで、イヤなニュースです。
ポイントは
・自衛隊を撤退させるか
・邦人救助できるか
の2点なわけです。当然後者に関しては、邦人救助すべきです。それに関しては日米政府ともに最大限の努力をする、といっているわけですが、問題は前者。自衛隊を撤退させるべきか。
朝日の論調は「助けるためならいとわない」、読売・産経は「断固拒否」。おれとしては今回は引いても良いのでは、と少し思う反面、ありえない、とも思うんです。
福田官房長官が言う、「国際的な援助行動のために自衛隊を派遣している」のであれば、今回のテロ事件は事実無根であるはず。それならば、軍事行動をともにしている米国を気にせず、さっさと引き上げて、
「国際的な援助行動を行おうと派遣したにもかかわらず、あのような事態になって残念だ」
といえばそれで済むわけなんだよねー。
とはいえ、そんなわけじゃないことは誰もが知っている。明らかに軍事行動を後方支援するためにあそこにいるわけだから、テロの攻撃理由である「日本がイラクにいる理由」を自らそこに滞在し続けると宣言することで、暗黙の了解をしていることになるわけで。
気になるのは米国と日本の政府人と民間の意見の温度差でもある。最近の動き一体に見えることだが。政府だけうまいこと盛り上げて、いつの間にやらイラクにいたりするわけだし、それに対して直接被害を被っているのは米国民だというのに、テロが怖い、という理由によってみながその意見に賛成している。
テロは本当に彼らが悪で発生しているのか、という根本的疑問はどこにも答えはないだろう。ただ一つ言えることは、「どちらも錦の御旗立てて、自らが正義だと言い張っている」こと、そして「それらを信じて、一般庶民を殺しても厭わない集団がいること」なのだ。
元へ戻ろう。日本が退去したほうがいい理由は以上の理由にある。つまり、
「福田さんの名目通りでイラクにいるなら、情報不足でしたってことで出戻りすればいい」
ということなんだ。
ただ、そう一筋縄でいかないのが外交で…。なんだかきな臭い点も多々ある。彼ら3人の動きもそうだし、そしてそれ以外にも安全対策を行ってこなかったという話もありだったりして。
・18歳がなんでそういう場所にいるのか
・安全なルート・安全な到着方法をとらなかった
・入って2日目の捕縛?(ソース不明です)
・今の時期にイラクに行く理由が本当にあったか
そして何より、一番の反対としては
・邦人は退避勧告が出ている地域に行って、後先を顧みない行動
にあると思われる。
「個人の勝手じゃないか」と言われる御仁もいるかも知れないが、
「個人の勝手で行動した結果、国全体に問題が及ぶのならばそれは許される範囲ではない」
と思うわけです。
正直なところ、助け出すならば自衛隊戻してもいいかもしれません。ただ、それのコスト・ベネフィットは十分に検討されるべきです。
Yahoo! News - US allies pledge to stay in Iraq despite kidnappings, furious fighting
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=1514&e=1&u=/afp/20040408/wl_mideast_afp/iraq_worldwrap_040408235908