●イラク邦人誘拐・続報3(3分で読める今日のイラク・人質関連情勢)
どこからつっこめば良いんだかわからないほど、各々やりたいことやってくれてますね。まずは米国からいきましょか。
→米国
動けば動くほど状況が悪化していく様子。ファルージャで米軍兵士焼き殺し事件の結果、引き起こった戦闘はイラク人を400人以上死亡、1000人以上が負傷。この戦闘によって米軍は数人の死者で済んだようだが、問題は数字の比較ではなくイラク人が死ぬことによるテロリストらの感情の盛り上がりなのだ。
テロリストたちは当然、米兵を憎んでいるわけだから殺すことに躊躇はない。しかし、それ以上に民間人・イラク人が殺されていくほど民族として米兵への憎悪感が全体増加する。そのことによって、結局シーア派とスンニ派が共闘するという事態に陥っている。(ソース)
もはや米国はイラクの誰にとっても、「フセイン政権を倒した解放者」などではなく、むしろ「自国の文化を破壊し、踏みにじる新しい独裁者」との印象になっていると思われる。構図は米国vsフセインから、米国vsスンニ派・シーア派・テロリスト集団へと余計に難易度を増した。いうなれば、米国はどうしようもないスズメバチの巣を不要につついたようなものなのだ。なんとか治まっていた国をつついたことによって、蜂が一斉に攻撃を始めてしまった。
挙げ句がこの連日の戦闘激化。ファルージャの件で、各国政府は萎縮したわけだがそれに対してラムズフェルドが「同盟国の意志が試されている」=「ここで引き上げるヤツは同盟国じゃないと見なすぞ」という、踏み絵的発想。敵の味方は敵。味方の敵は敵。そんな白か黒かではかれるほど、世の中は簡単じゃないことも承知の上で、二分化する。
→日本
日本国内では、与野党がしょうもない論争を繰り広げ、解党寸前の社会党も必死でコメントをあげる。今、解散したところで何がどうなるというのだ?政治論争のために人の命を使うのならば、政を司るなんざありえないことだ。
今の争点はそこではないだろう…自らの権力にしか興味がないのならば、同じ穴の狢だよ。
→個人的疑問
なんで彼らはこんな国でパスポートのコピーもなしで動いてたんだ?そういうものだっけか? あと、週刊朝日の契約は切れていたはずなのに、なんで朝日の証明書をもっているのか。ついでになんの偶然だか知らないけれど、3人とも自衛隊派遣反対派。どうこけても日本の左派には美味しい話題としか言いようがない。どこをどう斬っても、「自衛隊を派遣したから」しか出てこない金太郎飴を持って、みんなうはうはなんだろう。
日本人がそこにいるんだろう。何をしてやれるか考えるべきではないのか。言ったことは個人責任だし、それの責任を日本が負わなきゃならないのも非常な不幸としか言えないが、ここで確実な動きさえ起こせないならば、渡航を強制にでも禁止するべきだった。そこの手はずが出来なかったのであれば、ここは救助活動をしなければ行けない。
これは、「危険地帯に入っていったものの自己責任」をどこまでの範疇で理解するか、だからなんともいえないが…。
2日目はこんな風に過ぎていくのでした。
YOMIURI ON-LINE / 社会
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040410i104.htm
人質家族、アル・ジャジーラ出演へ…首相は面会断る
YOMIURI ON-LINE / 社会
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040410i204.htm
日本からアル・ジャジーラに3人解放訴えるメール殺到
YOMIURI ON-LINE / 政治
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040410ia02.htm
福島党首、首相退陣求める…社民臨時党大会
YOMIURI ON-LINE / 政治
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040410i101.htm
首相が中東のテレビで人質解放呼びかけ、政府検討
YOMIURI ON-LINE / 政治
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040409it02.htm
イラクの邦人救出、C130を活用