●平等な機会は皆に与えられているか
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自分のしゃべる英語が、イギリス英語なわけでもはたまたイギリスを愛しているわけでもないんだけど(音楽好きだけどね)、なんでかNewsWeek、TIME、Economistの中だとEconomistの英語が一番性に合う。もしかしたら英語の言い回しがシンプルなのかも知れないな。
Economistといわれると経済!英語!難しい!日本語でもわからないものが、英語にされたら余計にわからない、なんて思いがちだろうけど、意外と読んでみるとおもしろかったりする。何も知らない国のことを一生懸命読めっていってるわけじゃなくて、日本経済のこともちゃんと乗ってるし、この一連の日本回復劇もEconomistはかなり酷評していたこともある。「何もしていないのに日本が回復しているのはなぜか」的な視点を外部からみることはおもしろい。
Economistの良いところはもう一つあって、カバーページの絵がうまい。NewsWeekとかは人を中心に取っていることが多くて、Timeもいじらない生の写真が多い(おいらの感覚ですが)けれど、Economistはちょっと写真をいじってある。けれど、シンプルに、かつメッセージを多く含むものがあって、CDじゃないけれどジャケット買いしてしまうこともしばしば…これを集めてるサイトとかあれば嬉しいんだけどなぁ。
今回のジャケットは…
(続き読みたい方は、>>See all textをおしてね)
今回のジャケットは、夕日指す繁栄した摩天楼が建ち並ぶ背景に、ぽつんと立ちつくす黒人の男の子。砂漠の上を裸足で歩く彼の左手には契約書のような白い紙、右手には兵隊のヘルメット。
そこで白抜きのゴシックフォントで、
A question of justice? / 正義の質問?
と、書かれている。
世界はこれほどまでにアンフェアに出来ている。Unfairなんて言葉はPolitically Correctではないなんてよく言われる。なぜなら資本主義では働いたものがお金を持ち、それは彼ら労働者(知的労働者)に対する正当な権利であるからだ。正当な権利を行使しているのに、Unfairだなんていわれる筋はない、と。
ごもっともだ。ただし、それは「平等な機会」が等しく皆に与えられてこその話だ。今や世界の富は欧米の超富裕層に局地的に固まり、1国の経済より1人の収入の方が多い場合さえある。そんな状態の人の「機会」と、明日の飯もましてや今日のご飯も得られない彼らの「機会」は果たして平等か?
真に平等な機会を実現するために、共産主義・社会主義は生まれたが、それの失敗は旧ソ連の崩壊により明らかになった。一国だけ残ったアメリカは帝国主義と呼ばれながらも、その資本主義を「民主主義」という響きの良いものとセットにして人々の根本的生活に植え込んだ。その結果が、Economistのイメージ写真だ。
私たちは、機会を無駄にしている。
そして彼らは、その機会さえ手に入れられない。
MY SO CALLED LIFE IN MOTREAL:ちょっとブラックです http://blog.livedoor.jp/mayucocoon/archives/257561.html#trackbackここにあるブラックジョークにTBしてます。世界各国の食糧不足に対する関心度をうまくジョークで表しているので、みてみてね。笑えるあなたもきっとブラック…?
コメント
機会を与えられないってのはすごく悲しい現状だと思う。逆に俺も、機会を無駄にしているってことに自己嫌悪してしまうことがあるわ。バリに甘い気分で行ったときに、ふとそのことを思った。バリでバスに乗っていたら小さな子供に手を差し伸べられたことがあって、その時、すごい短い時間だけど、すごく考えた。お金をあげるのは簡単だけど、自分のその行動が正しいかどうか。そして、その時、自分は何もしてあげることができなかった。。。その時に、自分の置かれている境遇は上を見るのではなく、下を見ないといけないなと。人間自分の利益も重要だと思うけど、人を幸せにすることも重要ではないのかと。
Posted by: tomoaki | 2004年03月23日 13:41