●問題意識と自己主張。
結局日本といるときと変わらず、部屋では集中できないというある意味問題的な勉強”非”集中病のために、近所のカフェにいるわけです。つまり、この文章はオフラインで書かれているわけですね。
明日はレポートのDueです。2000字のレポートとはいえ、Midtermなので気は抜けないわけですね。読み終わってないReadingの課題を終えて、さっさと仕上げて寝たいのです。夕方昼寝してたら、見事にTelemarketorさんが電話してきて、起こしてくれたんで。
さて、そんなせっぱ詰まったカフェ勉の横で、熱くなっている人が5人います。何に熱くなっているかというと、イスラムは国を悪くするか、というかなり差別的な考え方を含んでる議論です。たぶん、ですが聞いた話をまとめると…
「授業で講演会があった」
「講演した人は、自身の背景がイスラムの父にAbuseされたことから、イスラム文化全面反対だった」
「それに対して、カフェにいる一人が抗議をした」
「イスラムとまとめていってしまうことは危険であり、あなたは公共の場で話をしているのだから、それはObejectiveであるべきだ」
(かなり軟らかい表現にしてますが、原文は
"You are not intellectual enough to talk in public because your way of
thinking is very biased and dangerous. Cant judge the whole Islam world all
because you were abused by your dad..."ってなもんです。うわー)
ってことでした。
盛り上がってる話の肝は、
「彼女はRights of free speechを持っているので、それに対してRight/Wrongはない」ということと、
「公共性を持つ場合は、ある程度のObjectivenessを持つべきだ」ということです。
ということで、現在22時45分ですがこの話題ですでに1時間過ごしています。彼らは。あり得ない光景に勉強の手が止まってしまいます。(てか a)集中力が欠けたb)やる気の欠如 c)声がでかすぎて集中できないという裏の背景はナシで)
この答えに正解といえるモノはないでしょう。だけどこの会話がもし日本で起きたら、これほどに話が続いたでしょうか。そう考えるとこの会話で1時間(+5分?)続いている彼らはいろんな意味ですごいなぁと思います。自分の意見を持っていると言うことが、おそらくこれほど話を続けることが出来るのでしょう。
I dont think so!こう言える彼らは少なくとも日本で起きるであろう
「んーわからへん。難しいなぁ」
より、よほど"Intellectual"であることは確かです。
自分の意見を持って主張することを無条件に礼賛しているわけではないんですよね。この強烈なまでの信条は相手に威圧感を与え、そしてDiscussionの結果が必ずしも良い方向に繋がるわけではない、という点で根本的な問題を抱えていることも確かです。自分の意見が通らないときはどうするか、ということが国際政治の社会で米国が引き起こしている問題の根本だからです。
自分の意見を主張すること、が海外での留学の成果としてよく認識され、また評価されています。でもおいらはそれには疑問符を付けざるを得ないのです。必ずしも自分の意見は常に通るわけではないし、また彼らが話し合っている公共性をもったスピーチに必要なモノ、に答えが存在しないように、自分の意見もまた完全ではないけど、主張することは可能という自己矛盾を含んだモノだからです。
おいらとしては、自分の意見を持つと言うことを高く評価したいと思います。そして、自分の意見をしっかりと構成できるだけのリサーチと情報を持っていると言うこと、それを主張し相手を説得することの出来る能力を大事だなぁと思うわけです。
What do you think?
と聞かれたときに、あなたはなんと答えますか?考えたことがない、のが答えなら問題意識の欠如を彼らに笑われても私たちは仕方ないのかもしれません。