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2004年02月15日

●Knowledge Management:知識経営

ITの勉強をしていたときに、Knowledge Managementとか、Manage knowledgeだとかいう単語がよくみられるので、Knowledge Management(KM)知識経営についてちょっと調べてみたのでレポ。

-Knowledge Managementとは

社員個人の持っている知識を企業全体の知識に共有化して,企業での創造性を向上させるための経営技法

紺野登氏による定義
「知識とは(人々や組織が)認識・行動するための道理(reason)にかなった秩序(order またはsystem)である。ナレッジ・マネジメントの基本構成要素は(1)知識資産の開発と共有、それに基づく(2)知識の創造・活用のプロセス、(3)知識創造・活用の「場」である。」

Peter Druckerによる定義 『ポスト資本主義社会』
「我々は今や知識社会に入りつつあるという。そこでは基礎的な経済資源はもはや資本でも天然資源でも労働力でもなく知識であり、知識労働者が中心的役割を果たす」

まとめれば知識経営とは「知識をいかに経営に活かすか」という事に焦点を置いている経営と言うことが出来る。


知識経営のステップ

1.リスクの最小化を目的として、組織内に散在する知識を収集・整理することから始まり、
2.知識の効率的利用を目標に、知識の共有と伝達を促進する。
3.(ようやく)新しい知の創造に取り組むことが目標となり、知力の活性化(Enabling)が作業の中心となる。

■形式知と暗黙知(ボラニー)

知識経営の中でキーワードになるのが、形式知と暗黙知という知識の種類である。
形式知…形にして伝えることの出来る知識。either in Oral or written
暗黙知…形にして伝えることが難しい知識。例えば職人の技能などはその一つ。

知識経営の中で特に重要なのは、組織内に眠る暗黙知をどのようにして形式知にして、活用できるものにしていくか、ということ。

■知識想像の課程(SECIモデル)

共同化(Socialization) 暗黙知の共有  個から仲間へ
表出化(Externalization) 暗黙知の概念化  仲間内
結合化(Combination) 概念の正当化,プロトタイプの開発  仲間から組織へ
内面化(Internalization) 知識の組織的学習  組織から個へ

■(Raw)Data, Information, Knowledge,

データ
「今日はビールが100本5個売れた」とか「今月の売上は1千万円を超えた」というように,単に事実を示したものがデータです。事実とはいっても,なかには誤ったデータもありますし,「来月の予測値は120だ」というように確定していないものもあります。

情報
データをある目的のために意図も持って加工したものが情報です。たとえば,ビールの売上が季節や曜日により違いがあるかどうかを知るために,月別や曜日別に集計したようなものです。「今月の売上」なども,それが達成するかどうかが問題である場合には情報だともいえます。すなわち,データか情報かは,その状況によっても異なります。

知識
知識とは,情報を分析してなんらかの価値のある判断をするための材料としたものです。スーパーの店長が「ビールは金曜日には他の曜日の2倍を仕入れる」というような発注ルール(文章にするか頭に記憶するかは別として)が知識です。知識はかならずしもデータの集計加工から得るだけではなく,図書などから得ることができますし,経験的に体得したり,他人の経験を教わることもできます。

知恵
知恵とは,単に知識を集めたものではなく,「ひらめき」のように得られるものです。「顧客がビールをダース買いをするのは車で買いにきたときであろう。それならば,粉ミルクや紙オムツやなど重いものやかさばるものを買うときに一緒に買うことが多いだろう。では,ビールを粉ミルクや紙オムツの近くに陳列したら,もっと売れるのではないか」というようなものです。この他に「智慧」がありますが,これは神仏に近いことであり,ここでの対象とはならないでしょう。


■成功例
リクルート社もこのKMを行って成功したらしい

■失敗例:グループウェアによる情報共有の失敗
グループウェアを導入して、掲示板ディスカッションができるようにしたり、データベース(以下DB)の導入をしたが、結局一部の社員のみ書き込むようになり、「情報の共有化」は行われなかった。そのうちに新鮮であることに価値がある情報は陳腐化してしまい、最終的にアクセスがない。DBも同じ事で、情報を共有するためには「情報を提供するもの」(Giver)が必ず必要であるが、それが固定化してしまうこと、そしてその人らが「情報を受け取るモノ」(Receiver)にならない(なれない)ことが問題。

→MailingListの運営などにもつながる?
→グループウェア=メーリングリストもそれに含まれる
(YahooやFreeML=無償のグループウェア提供、Yahooは今回の変更によってよりグループウェアの性格を増した)

Q.他にも原因はあるのじゃないか。
→意識の差
→Digital Divide

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■参考図書

"Enabling Knowledge Creation"  (292pages)
How to unlock the mystery of tacit knowledge and release the power of innovation
byGeorg Von Krogh,一条和生氏,野中郁次郎氏の三氏

"リクルートのナレッジマネージメント"1998-2000年の実験

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参考HP

後で載せます♪

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写真集も新装開店。
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コメント

先日、オリックスのオープンセミナーに行ってきました。

そのときに、オリックスの社内で使っているデータベースを紹介してた。

各自がどんな仕事をしていて、どんな情報をもっているかを、社内全体で共有。

これもKMですよね。

そうそう、でもそれがあんまり活用されない!って話もあるんだよねぇ。

有益な情報が力になる時代だからなかなか、会社のために!っていっても難しいわな。
現実的なところでは適当に、情報を買い上げられる努力を作らないとあかんねー。報奨金だとかそういうなんえ。

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