20070118_0015.jpg

ノスタルジック・冬祭り II / Nostalgic Winter Festival II

自慢じゃないけど子どもの頃から金離れが良い気性らしく、
毎月1日のもらったお小遣いは、2週間もすればスッカラカンだった。

ただ単にオカンがケチで、おまけにオトンと結託して
お小遣いを低めに設定していたことを考慮にいれても、
今にみられる浪費家の要素は十分にあったといえる。

お年玉なんてモノが存在しない我が家においては
1月もいつもの月と何ら代わりがない。
つまり、月が半分ぐらい過ぎた頃には無一文になる。

さておき毎年1月の18,19日は地元のお祭りである。
学校に行くと、みんなが楽しそうに誘い合って約束なんてしている。

サッと青ざめるオレ。
「金がないからお祭り行っても何も買えない
みんなは色々買うらしい。」
と泣きついてみるけれど、オカンは釣れない。
当たり前だ、オレの親だもの、浪費癖はバレている。

だいたいアンタには計画性が無いだの、
先のことを考えていないだの、
オトナになったらどうするのだの、
いらんこというてないで勉強しなさいだの、
あることないこと全部言い出されるので、
全軍撤退して様子をうかがうことにする。

     * * *

あっという間に皆が浮き足立つ祭りの日が来ると
ショボン(としたふり)として家を出て行こうとする。
「なぁなぁ、お土産いらんのか?」
とだめ押しするが、またもやオカンは釣れない。

(まぁええか、お祭り行くだけでもおもろいしな)
と、家を出ようとすると
「無駄遣いしぃなや、渡したら渡した分だけ使うんやからアンタ」
と、500円玉をもらう。

(最初から渡しといてくれたら、気ぃも楽やのに…)
と、独りごちりながら祭りに向かう足は一段と軽い。


DSC_3400-1.jpg
<<
20070118_0025-1.jpg
<
20070118_0015-1.jpg
Current
20070118_0012-1.jpg
>
20070110_0020-1.jpg
>>